環境重視ショッピングセンター
最近はハイブリットカープリュウスが販売台数20万台、8ヶ月納車待ちと環境を重視した商品が消費を牽引する程身の回りでも環境グッズ含め意識の高さが広がってきた。仕事柄商業施設をプロデュースする中でイオンレイクタウンの様に全面にPRする事例が最近は現れてきたが本物かと言うとそうでは無い様に感じる。
日経MJに掲載されたイスタンブールの新興地区ウムラニエに2007年7月に開業したショッピングセンター「メイダン・ショッピング・スクエア」は地域住民に憩いの場の提供と施設内のエネルギーシステムを環境対応しており今後の環境SCの方向性を示してくれる参考になるショッピングセンターである。
「メイダン 」にはトルコ語で「市場」の意味があるが、同SCのもうひとつの特徴は近隣住民に憩いの場を提供していることである。
既存の小道を利用し、住民が徒歩や自転車で気軽にSCの中心広場に行ける。巨大なグリーンルーフ(芝生の屋根)3万平米の一部はピクニック、散歩、子供達の遊び場に開放され、中央広場には夏は噴水、冬はスケートリンクが設置される。
欧州最大級の地熱エネルギーを利用した冷暖房システムと芝生の屋根による環境対応が特徴でもある。
地下50~150mに埋められた200以上の熱交換器パイプと上のヒートポンプにより、SC周辺の地中熱エネルギーを夏は冷房に、冬は暖房に利用する。地熱発電量は暖房モードで1227kW、冷房モードで1500kW。このシステムとグリーンルーフの断熱効果で年間130万kWの生エネと350トンの二酸化炭素排出を抑える
日本は平な土地は少なく土地形状の起伏を利用したり中心市街地でこの様なショッピングセンターのコンセプトを取り入れた参考になるSCである。
施設データ
売場面積 7万㎡、テナント50店
開発者 ドイツ最大SC開発者「メトロ・グループ・アセット・マネージメント」
設計デザイン ロンドンの有名な設計会社「FOA」
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